山梨大学眼科での20年の経験を生かし、緑内障外来、小児眼科、眼鏡コンタクト処方など、甲府昭和中央市地域の医療に貢献いたします。

〒409-3864 山梨県中巨摩郡昭和町押越70-1

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平日:8:30~12:00、14:30~18:00
土曜日:9:00~12:30 (午後休診)

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土・日曜日に症状が出た場合、月曜を待っていると手遅れになる目の病気は次の4つです。眼科診療所に連絡がつけば診察を受けてください。連絡がつかないときは、当番医もしくは大学病院(055-273-1113)に連絡しましょう。

1.網膜動脈閉塞症(もうまくどうみゃくへいそくしょう)

片目だけ突然真っ暗になる、もしくは片目の一部だけ真っ暗な影ができて、そこは何も見えない。
その状態が治らない場合、数時間以内の治療が必要です。

2.緑内障発作(りょくないしょうほっさ)

激しい眼痛(時に頭痛と区別がつかない)、強い充血瞳孔が開いたままになる、視力低下(片眼の発作だと手で片目を隠し、左右を比べないと判らない事あり)の4つの症状が特徴。

すごく痛くても鏡を見て、充血がなく、光を当てると瞳孔が小さくなるなら別の病気です。

3.眼内炎(がんないえん)

菌が眼の中に入り、眼の中に膿がたまる状態です。普通の状態ではかかることはありません。かかるのは次のような人です。

  • 白内障や緑内障などの手術を受けたことがある。
  • 草刈機や砕いた石の破片(2-3mm)等が眼に刺さり眼内に入る。(それほど痛くないこともあり、放置されることもある)
4.角膜潰瘍(かくまくかいよう)

黒目についた傷が化膿し白く濁る。通常、白目の充血も強く、視力が低下し、痛みます。かかるのは次の人です。

  • コンタクトレンズをしている。
  • 木の枝などで目をつついた。

最近ウイルス性の結膜炎が流行しています。

特徴
  1. 激しい眼脂で、朝に開瞼できないくらい張り付く。
  2. 充血して痛い。
  3. なかなか治らない。(2週間はかかる)
  4. 潜伏期があり、家族が治る頃、次の家族がかかる事がある。
対処
  1. 特効薬は無いので、症状を緩和する点眼で治るのを待つ。
  2. 眼脂に含まれるウイルスの接触によって伝染するので、よく手を洗い、眼に触らない。
  3. 家ではタオルなどを分ける。学校は休む。職場では上司に相談する。

予約がお勧め

当院では待ち時間短縮を目指し、予約制を導入しています。
診療時間中に電話で予約を受け付けております。

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です。

視神経乳頭は眼球の神経が集まり大脳へと向かう場所です。
そこに、くぼみが有るのは次の2つの場合です。

  1. 生まれつき視神経乳頭が大きい。
  2. 緑内障によって視神経線維が減っている。

ここで、1は心配ありませんが、2の場合放置すると進行して視野欠損(視界に見えない場所が出来る)を生じます。

写真だけでは1と2を区別できない場合も多いので、眼科を受診して視野検査(見える範囲の検査)をして最終的に診断します。

減った神経線維は増やす事は出来ませんので、早いうちに治療を開始して現状維持を目指します。